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- タブレット教科書を導入するには初期投資が掛かるが、助成金が出る場合もある
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タブレットによるデジタル教科書を採用したいと考えながらも、初期投資にどれぐらいかかるのか等、不安を抱えている学校は多いといわれています。
しかし、実は助成金を受けることができるというのはご存知でしたでしょうか。 賢く利用してデジタル教科書を導入してみませんか? |
目次現在、文科省においてデジタル教科書の導入に関して前向きな検討がすすめられています。 デジタル教科書とは、基本的に紙の教科書と同じ内容のものをタブレット等で閲覧できるようにしたものです。 教科書を読みながらメモをとったり、ノートに書き込んだりするのと同じように文字の編集、削除などができますし、文字の拡大・縮小、背景色の変更なども可能なため、障がいを抱えた児童のサポートにも適していると言われています。 当然、SNSやゲームサイトなどのような授業内容に関係のないサイトには接続できないようになっているので、子どもに安心して与えることができます。 勉強中に気が散ってしまう心配もありません。 ただし、まったくインターネットに接続できないのでは確かにタブレットのメリットを半減させてしまうともいえます。 そこで、デジタル教科書では問題のないコンテンツのみに接続できるようにURLやQRコードを記載することが可能になっています。 音声や映像にアクセスしやすくなることで、語学、理科、社会などの理解度を深めることが期待できるでしょう。 ■タブレットを利用したデジタル教科書の助成金 魅力的なデジタル教科書ですが、生徒1人に1台のタブレットを用意するとなるとお金もかかります。 「初期投資のコストが心配だから導入は見合わせよう」と、思いとどまってしまう学校も少なくないそうですが、実は助成金制度などもあるので賢く利用してみてはいかがでしょうか。 たとえば、東京都私学財団では都内の私立小学校、中学校、高等学校を対象としてICT教育環境整備費助成事業を行っています。 教育用のタブレット端末などのICT機器の購入と設置費用として1校あたり1,000万円までの助成金を給付しているのです。 タブレットはもちろん、デジタル教科書ソフト、プリンター、スキャナー、デジタルカメラ、電子黒板などの機器も助成対象となります。 すぐにデジタル教科書による教育環境を整えたいと考えている学校にとっては、心強い助成といえるのではないでしょうか。 その他の地方でも財団法人、企業などさまざまな団体が助成金制度を設けています。 学校所在地の近くで使えるものがないかどうか一度調べてみてはいかがでしょうか。 |
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【まとめ】 講師不足解消などのために学習塾では早くからタブレットの導入がさかんでした。 一方、学校は全生徒分のタブレットを用意するとなると桁違いに初期投資もかかりますし、躊躇して当然ともいえます。 しかし、いろいろな助成金制度があるので利用してみるというのもひとつの方法です。 文科省もデジタル教科書を推進していきたいとの考えなのは明らかなので、できるだけ早く採用してみてはいかがでしょうか。 デジタル教科書による授業を行っているというのは、最先端の教育をしているという学校のブランディングにも役立つはずです。 ぜひタブレットによるデジタル教科書の採用を検討してみてください。 |