Wi-FiとLTEモデルのタブレットは何が違う?

Wi-FiとLTEモデルのタブレットは何が違う?




タブレットは娯楽用端末というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、最近ではオフィスで活用される機会も増えてきました。
低価格化が進んでいることもあり、スタッフ1人に1台を配布する企業も増えているようです。
しかし、タブレットを購入する際は、Wi-FiモデルにするかLTEモデルにするかを決めなければなりません。
それぞれの違いとおすすめポイントなどについて説明します。

目次

  1. Wi-Fiモデルの特徴
  2. LTEモデルの特徴
■Wi-Fiモデルの特徴

Wi-Fiモデルのタブレットは、無線LANを使用してインターネットに接続しています。
たとえば、オフィスで使用する際には会社のWi-Fiルーター経由でインターネットに接続するので、0円でいくらでもネットにつなげることができます。

一方、携帯電話の電波を受信できないため、外出時はネットにつなげることができない点は不便かもしれません。
最近ではコンビニ、公共施設等でフリーWi-Fiを提供しているところも増えていますが、業務用で使用するにはフリーWi-Fiではセキュリティ面であまりおすすめはできません。
ただし、スマホのテザリング機能や携帯用Wi-Fiルーターを使用するなどの解決策もあるので、外出先での使用が多くなければさほど不自由に感じることはないでしょう。

タブレットをオフィスで使うことが多いならば、間違いなくWi-Fiモデルがおすすめです。
通信費を心配することなく大容量のデータをダウンロードすることも可能です。
クラウドを活用してスタッフで情報を共有するのにも便利です。
値段もLTEモデルと比較してリーズナブルな傾向があるので、少ない予算でスタッフ全員に配布することもできます。
さらに、資料の共有はタブレットで行うようにすれば、紙代やコピー代の節約にもなり、経費節減につながるのではないでしょうか。

これまではWi-FiはLTEよりも通信速度が速いというメリットがありましたが、最近では両者の最高速度の理論値は接近しているといわれています。
しかし、オフィス内など決まった場所ではWi-Fiは安定して高速であることは変わりません。
快適にインターネットに接続したいならば、やはり、Wi-Fiモデルのタブレットをおすすめします。


■LTEモデルの特徴

LTEモデルは携帯電話の通信システムを利用できるタブレットです。
セルラーモデルとも呼ばれ、日本国内ならばほぼどこでもネットに接続することができます。
また、基本的にWi-Fi端末として利用することが可能です。

Wi-Fiモデルに携帯電話の電波が受信できるアンテナを付けたものがLTEモデルになります。
「Wi-Fiも携帯電話の電波も使用できるLTEモデルにしておけば間違いないのではないか」と、考える人もいますが、必ずしもそうではありません。

LTEモデルのタブレットを利用するにあたっては、多くの場合、大手キャリアを契約することになります。
通信費を安く抑えられるSIMフリータブレットもあります。
ただし、ほぼオフィスでしか使わないのであれば、キャリアの通信費が月額で発生することはデメリットになりますし、そもそもLTEモデルはWi-Fiモデルよりも一般的に本体価格が高額です。

しかし、外出先でタブレットを安心して使用するならば、LTEモデルが適しています。
外回りの時間が圧倒的に多い仕事の場合は、場所を選ばずにセキュリティの高いインターネットに接続できるLTEモデルの恩恵は大きいと言えます。

* * * * *
【まとめ】

タブレットと一口にいっても、Wi-FiモデルとLTEモデルでは値段も接続方法も異なります。
それぞれ一長一短がありますが、コストパフォーマンスや使い勝手、セキュリティの安全性などを総合的に判断すると、以下のような利用方法がおすすめです。

・オフィスでの使用がメインの場合:Wi-Fiモデルを採用し、外出先ではスマホによるテザリング

・外出先での使用がメインの場合:LTEモデルを採用し、オフィスではWi-Fiで通信

オーディーエスでは一般的なWi-Fiモデルだけでなく、LTEモデルもラインナップしています。
本体価格、通信費などの兼ね合いを考慮しつつ、ご利用環境に応じてLTEモデルも候補に入れてみてはいかがでしょうか。



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