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- 大量の情報が保管されているタブレットはセキュリティ対策が必須
タブレットには、大量の情報を保管することができます。さらに、いつでもその情報を利用できるのもタブレットのメリットです。しかし、大量の情報を安全に保管するにはセキュリティ対策が重要です。ここでは、タブレットで情報管理するときのセキュリティ対策についてお話します。
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■セキュリティリスクは何かを考える タブレットで大量の情報を保管・活用するにあたって、どのようなセキュリティリスクがあるかを考えてみることが大切です。セキュリティリスクを漠然と考えていると、どうしても余計なコストをかけてしまったり、不足が出てしまったりします。過不足なく必要のあるセキュリティ対策をとることが、無駄のないセキュリティ対策となります。一般的な情報セキュリティの要素も、見直してみましょう。 ・機密性の確保 情報漏洩を防止するため、アクセス権限を設定したり、暗号を利用したりするなどの対策をとることです。大事な情報を使用する人を、正当な権利を持つ人のみに設定する必要があります。 ・完全性の確保 データ改ざんやデータ検出の防止策をすることも、重要です。データを正確で完全な状態に保っておくためには、正当な権利を持たない人が変更できないようにする必要があります。また、正当な権利を持つ人が不要なデータ変更をすることも防がなければなりません。 ・可用性の確保 万が一の災害や障害時でも、データをいつでも利用できるようにしておく必要があります。電源対策やシステムの二重化、バックアップ、災害復旧計画などに対策しておくことが大切です。 ■タブレットで起こり得るアクシデント タブレットは、多くの人が情報共有するのに便利です。大量の情報を保管しておくにも便利ですが、それらのメリットが一転してデメリットになることもあり得ます。例えば、社外でWi-Fi接続をおこない、悪意のある侵入をされてしまう可能性もあります。外出先でタブレットを紛失して、情報漏洩につながってしまう恐れもあるでしょう。個人情報の流出は顧客の信頼も損ないかねないため、注意が必要です。 場合によっては、タブレットを携帯する利用者自身が意図的に情報漏洩する可能性もあります。気軽にデータを操作できることから、出来心が生まれてしまうということもあるでしょう。 ■アクシデントへの対策 タブレットのセキュリティアクシデントへの対策としては、いくつもの方法が考えられます。 まず、従業員が引き起こす偶発的なアクシデントでは、2つのパターンが考えられます。1つは紛失によりデータを盗まれてしまうこと、もう1つはうっかりデータを消してしまうことです。タブレットを紛失してしまった場合の対策は、データに利用制限をかけることです。データを他に移動する方法もありますが、大量の情報を移動するのに時間がかかる場合は現実的とはいえません。 データを消してしまった場合の対策としては、バックアップをこまめにとっておくのが有効です。利用者が意図的にアクシデントを引き起こすケースは、データの破壊が代表的でしょう。この場合も、定期的にデータのバックアップをとっておくことが役立ちます。 外部からの意図的な侵入などによるアクシデントには、ログインさせない、ログインできてもデータを使用できない状態にするなどが有効です。できれば、両方の対策をとっておくとさらに安全です。 データを保管している以上、アクシデントがいつ発生してもおかしくないと考えて、セキュリティ対策を準備しておくことが大切です。アクシデントが起きても、スムーズに適切な対処ができるか否かで、大きな問題に発展するのを防ぐことができます。 |