国内メーカーのタブレットは海外メーカーとどう違う?特徴やメリットを解説

国内メーカーのタブレットは海外メーカーとどう違う?特徴やメリットを解説


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国内メーカーのタブレットと海外メーカーのタブレットでは、どのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを理解することで、購入後も納得して利用することが可能となります。
この記事では、国内メーカーと海外メーカーのタブレットの特徴や違いを比較しながら、 タブレットの種類、用途などに関する基礎知識についてわかりやすく解説しています。
タブレット導入後の活用方法や選び方のポイントについても紹介していますので、 タブレット選びで迷った場合の参考としてお役立てください。

目次

  1. タブレットにはどんな違いがある?知っておくべき基本のポイント
  2. 国内メーカーと海外メーカーのタブレット比較
  3. 業務用タブレットの導入を決める際のポイント
  4. まとめ

タブレットにはどんな違いがある?知っておくべき基本のポイント

そもそもタブレットには、国内メーカーと海外メーカーとの違いに加え、以下のような違いがあります。

OSによる違い

タブレットに搭載されているOSによる違いです。
OSとはOperating System(オペレーティングシステム)の頭文字で、パソコンやスマートフォン、 タブレットなどを操作する際に必要となるソフトウェアのことです。
タブレットに搭載されているOSは、主に以下の3つに分けられます。

iOS:Apple社製のiPadに搭載されているOSです。
MacやiPhoneといったほかのApple社製品との互換性が高く、セキュリティの高さも魅力となっています。

Windows:Microsoft社が開発したOSです。
Windows OSが搭載されているパソコンとの互換性が高く、Officeソフトなどが動かせる点も魅力となっています。

Android:Google社が開発したOSです。
初期バージョンはAndroid社によって開発され、後に買収先であるGoogle社によって本格的に開発された経緯があります。 Androidはオープンソースとして配布されており、各社が独自にカスタマイズして自社製品に搭載することができるため、安価なタブレットが見つけやすいメリットがあります。

モデルによる違い

同じメーカーのものであっても、製造年やモデルによって搭載されている機能が異なります。
同じ機能でも製造年が新しい方が性能もよく、価格も高くなっているのが一般的です。
また、業務用モデルやプロ向けモデルなどは、家庭用モデルと比較すると耐久性やメモリ容量などが高いものが多いでしょう。

機能による違い

タブレット購入後は、各種アプリなどをインストールしたり、 外部機器と接続したりすることで様々な用途に使うことが可能ですが、タブレット本体に搭載されている機能にも違いがあるのが一般的です。
タブレットに搭載されている機能による違いには、以下のようなものが挙げられます。

・タッチパネル:ディスプレイ部分をタッチして操作が可能な機能です。タッチパネル対応のタブレットと、非対応のタブレットが存在します。

・USBポートの数、規格:外部機器と接続するためのUSBポートの数や、接続部分の規格はタブレットによって異なります。
USBポートの規格には、USBメモリや一般的なパソコンの規格である「Type-A」と、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどに採用されている「Type-C」、 周辺機器本体の接続に採用されている「Type-B」のほか、 カメラやゲーム機といった小型デバイスに採用されている「USB mini」「USB micro」など、様々な種類があります。
対応するUSBポートがない場合は、変換アダプターを使うことで接続することとなります。

・ディスプレイ:ディスプレイは、液晶タイプと有機ELタイプに大きく分けられます。
液晶タイプは直射日光に強く、長時間表示が可能で寿命も長く価格が抑えられている反面、厚みや重量がありコントラストが弱いといった特徴があります。
有機ELはコントラストがくっきりしており、薄型で対応速度が速い反面焼きつきに弱く、 直射日光で見づらい、高価格帯のものが多いといったデメリットがあります。
液晶と有機ELでも、製造年やモデルによって画素数や輝度、コントラストといった画質は異なるため、 選定する際には総合的に判断する必要があります。

このほかにも、内蔵カメラやスピーカーによる性能の違い、衝撃吸収や常時給電、電源オンオフタイマーなど、各社製品によって搭載されている機能は様々です。

国内メーカーと海外メーカーのタブレット比較

国内メーカーや海外メーカーなど、メーカーによるタブレットの違いにはどのような点があるのかについて解説します。


国内メーカーのタブレットが持つ特徴

国内メーカーのタブレットが持つもっとも大きな特徴として、サポートの手厚さが挙げられるでしょう。
海外メーカーの場合、不具合や操作に関する疑問があっても問い合わせ先がわかりにくかったり、 混雑していてなかなか返答が得られなかったりするケースも多いものです。
国内メーカーの場合、お客様問い合わせ窓口やサポートセンターへ問い合わせすることで、購入後も丁寧にケアしてもらいやすいメリットがあります。

メーカーや導入プランによっては、初心者向けにタブレットの操作方法やインターネットの接続、 アプリの操作方法など、タブレット本体以外の操作方法についてアドバイスがもらえるケースもあるでしょう。
また、国内メーカーのタブレットは基本的に日本人向けで、日本国内で使われることを想定してつくられているため、海外メーカーよりも使いやすいと感じるケースが多い点も特徴の1つです。
抗菌やアルコール消毒可能なコーティングが施されていたり、電車通勤による圧迫、耐衝撃機能などが搭載されていたりするものもあります。

梱包や説明書の記載なども丁寧でわかりやすく、部品の欠品や擦れ、キズなども少ない場合が多いでしょう。
「マグネット付きで充電しやすいクレードル」「抗菌カバー」といったオプションも充実しており、全体的に品質に対して安心感を持ちやすい特徴があります。
丁寧な工程を経て製品化しているため、トラブルや初期不良が少ない点も安心できるポイントです。
一方で、不要な機能が搭載されている場合や、同じスペックの海外メーカーのタブレットよりも価格が高めになっている、といった点はデメリットといえるかもしれません。

海外メーカーのタブレットが持つ特徴

海外メーカーのタブレットが持つ魅力は、その多様性にあります。
シンプルな機能に絞ったものや大きく価格を抑えたもの、逆に多機能なものやラグジュアリーなものまでバラエティ豊かです。
また、海外メーカーのタブレットであっても、内部に使用されているものは国内メーカーのものとほとんど変わりません。

タブレットのデザインや機能、設計には各社のこだわりが反映されますが、海外メーカーだからといって、必ずしも内部パーツの品質が悪いとは限らないのです。
広く海外向けにつくられるタブレットの場合、大量生産によってコストを抑えることが可能となります。

同じスペックで探した場合に、海外メーカーの製品の方がリーズナブルなものが見つかりやすい理由の1つにもなっています。
海外メーカーのタブレットが持つデメリットとしては、説明やサポート体制が弱く、何かあった場合に問い合わせできる窓口が見つけにくい点が挙げられます。
国内向けのものに比べると簡易梱包で、オプションなども必要最小限となっているケースが多いでしょう。

日本へ参入したものの、諸事情によって日本からの撤退が決まった場合、すぐにサポートが終了することはありませんが、 窓口となる問い合わせ先が変更されたり、サービス提供までに時間を要したりするリスクもあります。

国内メーカーと海外メーカーのどっちを選ぶべき?

上記で挙げた通り、国内メーカーのタブレットも海外メーカーのタブレットも、それぞれにメリットとデメリットを持っています。
国内メーカータブレットのメリットである「サポート体制の充実」「国内での使いやすさに配慮された設計」「初心者への手厚いサポート」などにメリットを感じる場合は国内メーカーを選ぶとよいでしょう。

海外メーカータブレットのメリットである「低コスト」「幅広い選択肢から選べる」という点や、一定のリテラシーがあり、手厚いサポートが不要といった場合には、海外メーカーを選ぶとよいでしょう。
また、海外メーカーのタブレットを購入する場合でも、国内の販売店を経由することで日本人向けのモデルを見つけたり、丁寧にサポートしてもらったりすることも可能です。

国内メーカーのタブレットであっても、中古市場や入手経路が不明な販売先から購入した場合、サポートの対象とならない場合もあります。
メーカーや価格、モデルや機能にこだわることも大切ですが「どこで購入するか」も重要であるといえるでしょう。

タブレットはこんな時に使える!用途の種類

タブレットを選ぶ際は、どのような目的で使うかによって選び方が異なってきます。
ここでは、家庭用タブレットと業務用タブレットを使ってできることについて紹介します。

家庭用タブレットの用途

家庭用タブレットを使ってできることとしては

・読書(電子書籍など)
・映画、音楽鑑賞
・ゲーム
・イラストを描く
・動画編集
・電子ノート(勉強や仕事など)

などが挙げられます。
家庭用タブレットの場合、趣味として個人で使用する想定でつくられているため、 耐久性や防水性はそれほど高くない製品が多いでしょう。
家庭用タブレットの中には、画質やカメラの性能が業務用並みか、それ以上のものもありますが、耐久性では業務用に劣るものが多いようです。


業務用タブレットの用途

業務用タブレットの用途はとても幅広く、様々なシーンで使用することが可能です。
近年増えてきている用途も含めると、以下のようなものが挙げられるでしょう。

店舗:レジ、案内板、テーブル席のオーダー用ディスプレイ、本部への売上報告

オフィス:カーナビ、パソコンのサブモニター、イラスト・動画編集、プレゼン用の携帯ツール、タイムカード、受付案内板、スマートフォンやパソコンのミラーリング

工場、現場:報告ツール、撮影、データ送信、動画による従業員への研修、
バーコードリーダーを併用した在庫管理

学校:オンライン授業、電子黒板との連携、アプリによる教材使用

クリニック、サロン、宿泊施設:フロント受付、チェックイン・チェックアウト業務、待ち時間や番号表示、
客室内での各種案内板、オーダー用ディスプレイ

このほかにも、周辺機器との連携によって活用できるシーンは様々です。

「不特定多数が使用するため、1つの機能に絞りたい」
「受付に設置してPR動画を表示したいため、画質のよいものがいい」
「複数の店舗へ導入するので、同じ製品で統一したい」

といった希望によっても、最適な製品は異なります。
後述するタブレット導入を決める際のポイントも参考にしながら、 どのような用途で使う可能性があるかを検討するとよいでしょう。

業務用タブレットの導入を決める際のポイント

タブレットを選ぶ際、国内メーカーと海外メーカーの違いや特徴に加え、 タブレットに搭載の機能や性能の違いなども理解した上で、以下のポイントを参考にしてみましょう。

用途に適したモデルを選ぶ

同じ業種、同じ用途で使う場合でも、設置のみでしか使わないのか、 店舗やオフィス、取引先への携帯など移動が多いのかによって、選ぶべきモデルは異なるものです。
例えば、店舗においてQR決済や売上入力後にクラウドでデータ管理するといった用途でタブレットを使うとします。
同じ用途で使うとしても

「接続する周辺機器の数や種類」
「店舗で使うか、出張販売などで臨時使用するか」
「1店舗のみか、複数の店舗に一斉設置するか」

によって、製品選びや導入方法は変わってくるでしょう。
「レジだけでなく、在庫管理や他の用途にも使いたい」といった要望があれば、導入時に検討するべき点は更に増えることとなります。
特に業務用としてタブレットを導入する場合、どのような用途でどの程度使用するのか、 誰が使うのかなどを明確にして、用途に適したモデルを選ぶことが大切です。

業務用タブレットは導入実績豊富な国内販売店で購入しよう

業務用タブレットを導入する場合、上記で挙げたような事前の用途確認に加え、導入台数や予算、タブレット操作に慣れていない従業員や顧客が使うためのアプリ選定など、 様々なポイントを確認する必要があります。同業者の導入実績を参考にしたとしても、規模や使い方、予算が合わなければ参考にできないケースも少なくありません。
通信販売やオークションなどでタブレットを購入した場合、コストを抑えることはできても、導入前後に必要となるサポートや故障した場合の補償などが受けられないケースも少なくありません。

購入時のコストを重視することは大切ですが、コストにこだわり過ぎた結果思うように活用できなかったり、すぐに買い替えが必要となってしまうリスクがあるため注意が必要です。
同業種や同規模の企業へタブレットを導入した実績が豊富な国内販売店なら、自社に適したタブレットを選定段階からアドバイスしてもらえるだけでなく、導入後も丁寧なアフターケアを受けることが可能です。

自社だけでは思いつかなかったような用途を提案してもらえることもあるため、タブレットの活用方法が広がる場合もあるでしょう。
オーディーエスでは、業務用タブレットの導入について、商品選定から丁寧にサポートいたします。タブレット選びや使い方で迷った場合は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

まとめ

国内メーカーのタブレットは日本人向けの機能が充実していてサポートが手厚い反面コストが高め、 海外メーカーのタブレットは安価でバラエティ豊かな反面、サポート体制が弱く、国内メーカーと比べるとトラブルや初期不良が起きがちといった違いがあります。
国内メーカーと海外メーカーとの違いだけでなく、タブレット自体の機能や性能によっても違いがあるため、 まずはタブレットの用途を明確にして、商品選びから相談に乗ってもらえる国内の販売店から購入することをおすすめします。





監修者

開発部長 : 佐野 健一 Kenichi Sano
明治大学工学部電気工学科にて電磁材料研究を専攻。 大学卒業後は大手Audioメーカーの電気設計(ハード)、ファームウェア開発(ソフト)を通して世の中に新価値を提案する業務に従事。
2017年に業務用Audio機器開発に従事し、2019年より業務用タブレット開発の責任者となる。
ハード・ソフト両方のエンジニアリング経験と業務用製品開発の経験により業務用で求められるお客様からの厳しいご要望実現に自信があります。 まずはご相談ください。










またはTEL.03-6804-6395(平日10:00~17:00)




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