客室に情報配信をするなら、タブレット端末が便利!

客室に情報配信をするなら、タブレット端末が便利!


これまでホテルから客室への情報発信といえば、インフォメーションブックやテレビなどがメインでした。
しかし、最近は客室にタブレットを設置しているホテルが増えています。
タブレット端末で情報発信するメリットなどについて解説します。

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■従来の情報発信のデメリット

タブレットによらない、従来の情報発信には、以下のようなデメリットがあります。

【最新情報の反映にコストがかかる】
ホテルの客室にはだいたいインフォメーションブックが備品として置かれています。
各フロアの案内とともに、割引券などがファイリングされているといったものが一般的です。
しかし、リニューアルするのはコストがかかるため、いつまでも古いものが置かれていることもあるなど、ゲストに最新情報を発信するツールとしては必ずしも最適とはいえません。

【紙製品のダメージや劣化の早さ】
また、ブックに記載された情報だけでなく、紙製品として置かれたブック自体も、古くなるとダメージが目立ってきてしまいます。
ブックに折れや汚れなどがあると、見た目はもちろん衛生面での懸念もあります。ページが破れて紛失する、そもそも手に取ってもらえないなど、大切な情報がお客様に共有されない可能性もあるでしょう。

【テレビによる情報発信はワンパターンになりがち】
一方、テレビによる情報発信をしているホテルもあります。
映像による直感的な案内ができるのはメリットかもしれませんが、そもそもゲストがテレビをつけるというアクションをしてくれなければ、一切の情報が届きません。
また、映像を制作するのはそれなりのコストもかかるため、最新情報を盛り込むことはできず、ワンパターンの案内を流し続けるしかないのです。

※タイトルの「従来の情報発信のデメリット」と相違のある内容のため、後半に新たに設定した「タブレット導入時の注意点」という見出しに移動しました。


■タブレット端末を利用するメリット
従来の情報発信方法によるデメリットがわかったところで、タブレット端末利用で得られるメリットについても見ていきましょう。

【電子メニューならではの構成】
以上のように、これまでのインフォメーションブックやテレビによる情報発信にはどうしても限界がありました。
そういった欠点を補うツールとして注目されているのがタブレット端末です。
タブレット端末で客室への情報発信を行うことには数多くのメリットがあります。
まず、タブレットによる電子メニューを導入することで、感覚的な操作が可能となります。タブレット端末はタッチパネル式が主流となっており、シンプルな構成の見やすいメニュー画面でも、最短で知りたい情報までたどり着けます。
目次を見てページ数を確認し、めくっては戻りを繰り返す紙ベースのメニューや、最後までじっと聞かなければ情報の全体像がわからないテレビ配信の手間が軽減されるでしょう。
タッチした箇所が大きく拡大される、アンケートに答えてクーポンを取得するといったインタラクティブなコミュニケーションも可能です。

【常に最新情報を発信できる】
タブレット端末ならば、提供する情報の刷新も気軽に行うことができます。
操作されない間はPRやキャンペーンなどの映像を再生するなど、多様な使い方もできるでしょう。
館内情報はもちろんのこと、周辺の交通事情、観光情報なども毎日リニューアルすることも可能なのです。
常に最新情報を発信できるタブレット端末なら、いつでもゲストに役立つ情報を提供することができるでしょう。

【複数言語に対応できる】
タブレット端末ならば多言語による情報発信も簡単できます。
備品貸出もゲストの母国語でのオーダーを、フロントに日本語で届くようにすることもできて大変便利です。
フロントスタッフに語学力が必ずしも必要ではなくなるため、人件費を削減することもできるのではないでしょうか。
言葉の垣根をツールによって超えることができれば、宿泊施設において重要なホスピタリティに注力することができます。
操作の簡単なタブレットなら「接客対応には自信があるが、語学やパソコン操作は苦手」というスタッフでも、安心してフロント業務に従事できるでしょう。

【新聞・雑誌サービスも充実】
フロントや売店で準備できる新聞や雑誌には、スペース面での制約もあり、どうしても限界があります。
しかし、タブレットならば何種類もの新聞・雑誌を無料で読めるようにしておくこともできます。
もちろん、複数言語にも対応できるでしょう。
タブレットで新聞や雑誌を電子書籍として読めるようにしておけば、省スペースが実現できるうえに、古紙の削減やペーパーレス化にも繋がります。
毎日発行される新聞を交換する手間も省けるため、空いた時間を接客向上や他のサービス拡充に回すことも可能です。

【スタッフ間の連絡ツールにもなる】
タブレットはゲストだけではなく、スタッフ間で情報発信をすることにも使えます。
たとえば、クリーニングスタッフが作業終了通知を送信することで、フロントスタッフが清掃状況をリアルタイムで把握することもできるでしょう。
クリーニングだけでなく、在庫の確認や空室状況の更新といった管理ツールとして活用できます。また、業務マニュアルや回覧など、共有したい情報を動画にして配信することで、引継ぎやコーチング、ラーニングなどもスムーズになるでしょう。

【作業効率化】
従来は注文を受けたスタッフがキッチンに伝えて、そこで調理がスタートしました。
しかし、電子メニューならば各テーブルとキッチンのタブレットが連動しているため、注文とほぼ同時に調理を始めることも可能です。 準備が整った部屋から次のゲストに順次案内するなど、業務効率化にも役立てることができます。
オーダーがゲストから直接行われることで、人的な注文ミスも削減できるでしょう。テーブルに置いたタブレットでお土産や名産品などの広告を表示するのもおすすめです。

このように、従来の情報配信方法からタブレット端末へと変更するだけで、多くのメリットが得られることがわかります。
印刷代や人件費を削減すると同時にゲストの利便性も高められ、社内においては業務効率化をかなえることで、他のサービスに費用や人力を充てることができるでしょう。


■タブレット端末を利用する際の注意点

タブレット端末を利用して情報を提供し、上記のようなメリットを最大限に活かすためには、業種や規模に合った製品、導入方法を選ぶことが重要となります。以下の点に留意することで、タブレット端末のメリットが感じやすくなるでしょう。

【トップページのデザイン】
電子メニューのトップページは、紙のメニューにおける表紙のようなものです。
飲食店の雰囲気、テーブルや壁の色になじむようなデザインにしましょう。
ゲストが見やすく、どこにタッチすればよいかがすぐにわかるデザインであることも大切です。

【業務用のタブレット端末を使用する】
客室やフロント、レストランなどの飲食スペースといった場所へ導入するタブレット端末は、家庭用のものではなく、業務用の製品を使用するようにしましょう。
家庭用タブレットは安価に購入できる反面、耐久性や防水、防塵機能など、スペック面で業務使用に不安が残る可能性が高いものです。
特に不特定多数のゲストが使用する機会の多い宿泊施設の場合、タブレットは耐久性の高いものであることが望ましいでしょう。端末の消毒拭き取りなども可能なタイプがよりおすすめです。

【ネットや量販店より代理店から購入するのがおすすめ】
「タブレットを導入したいが、自社の店舗や施設に最適なモデルがわからない」「コンテンツの作り方や操作方法に不安がある」など、タブレットを導入したくても、入り口のハードルが高いと感じる方も少なくありません。
通販や量販店などでタブレットを購入するのも1つの方法ですが、ビジネスでタブレット使用するなら、導入からアフターケアまで、手厚いサポートが受けられる販売代理店からの購入がおすすめです。
導入事例に多くの実績を持ち、最適なモデルやコンテンツ制作に関するアドバイスももらえれば、効率よくスピーディーな実装が可能となるでしょう。


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【まとめ】
ホテルでの客室への情報発信は、タブレット端末を利用することによって飛躍的にサービスを向上させることができます。 顧客満足度アップ、人件費削減、業務効率化などそのメリットは数知れません。
需要が高まってきている今こそ、導入のチャンスともいえるのではないでしょうか。
オーディーエスでは、豊富なタブレット導入実績に加え、ビジネス使用に最適なタブレット端末を取り扱っています。お客様のご要望に合わせて、様々なプランのご提案が可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。





またはTEL.03-6804-6395(平日10:00~17:00)


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