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電子カルテで使用しているノートパソコンをタブレットに替える病院が増えています。 電子カルテとタブレットを組み合わせるのはどのようなメリットがあるのかみてみましょう。 |
目次これまで病院は紙のカルテで患者情報を管理していました。 最近、導入が進んでいる電子カルテとは、紙のカルテを電子化して患者個々の診察状況を記録したものです。 パソコンからいつでもデータを参照、検索、追加できるだけではなく、医療スタッフで共有することできるなど、紙のカルテよりもいっそう作業を効率化することに役立っています。 複数の医療機関での情報共有も可能な電子カルテは、年々普及率が上昇中です。 ある調査によれば、日本における電子カルテの普及率は2012年末時点でおよそ20%、2020年末には約40%になると予想されています。 年々、普及が進んでいる電子カルテですが、従来はノートパソコンでの利用がメインでした。 しかし、最近ではタブレットを用いての運用が増えているのは、それだけノートパソコンにはないメリットがあるためと考えられます。 ■タブレットで作業を効率化 電子カルテをタブレットで閲覧するのはさまざまなメリットがあります。 たとえば、入院患者の巡回診察時にカートにノートパソコンを置いて持ち運ぶことは「重い」「場所を取る」などのデメリットがありましたが、タブレットならばそのような心配はありません。 とても手軽に巡回診察の記録を逐一電子カルテに記入していくことができるのです。 一方で「キーボードがないと診察内容を詳しく書き込めないのではないか?」という不安もあるでしょう。 確かに看護記録など長文入力が必要な場合もありますが、そういった時にはBluetoothキーボードを接続するという方法もあります。 また、電子カルテに長文を打ち込む機会というのは少なく、選択項目にチェックを入れる程度で十分なのが実際のところです。 タブレットとスタイラスペンでほとんど十分といえるでしょう。 薬のリストにチェックを入れて処方を出す際にも、スタイラスペンならばよりスムーズに行うことができます。 電子カルテではレントゲン写真、患部のスケッチなどを貼り付けることもできますが、タブレットならば拡大なども簡単です。 臓器画像のテンプレートなども使用できるので、スタイラスペンで写真の気になるところをマークしたり、書き込みを加えたりすることもできます。 インフォームド・コンセントを得る際にも、具体的な資料を織り交ぜながらプレゼンテーションすることができるので大変便利です。 さらに、最近ではベッドサイドにタブレットを配置して、入院患者が電子カルテ上の診療スケジュール、診療方針、検査結果などにアクセスできるようなシステムも開発されています。 食事量、飲水量などを患者自らが入力できるなど、病院と患者との情報共有にも役立てることができるでしょう。 |
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【まとめ】 初期はノートパソコンで利用されることが多かった電子カルテですが、今後はタブレットの躍進が期待されるところです。 タブレットはその操作性の簡単さから医療スタッフはもちろん患者も利用しやすいという大きなメリットがあります。 電子カルテを医療タブレットで効率良く管理することで、より良い医療サービスを提供してみてはいかがでしょうか。 |