整備点検にも活用できるタブレット

整備点検にも活用できるタブレット


どんな工場でも機械が正常に作動しなければ仕事になりません。
機械を少しでも長く使用するためにも、整備点検は重要です。
そんな整備点検にタブレットを活用する工場が増えています。どのようにして使われているのか見てみましょう。

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■工場の整備点検とは?

工場の整備点検とは、工場の機械を安全に動かすための点検と修理のことです。
整備点検には大きく分けて事後保全と予防保全の2種類があります。

【事後保全】
不具合を起こした機械を調べて、その原因を究明して故障を修理するのが事後保全です。 機械が止まってしまう機能停止型故障を起こす前に、できれば機械の動きが落ちる機能低下型故障のうちに整備点検をしておくことがおすすめといえます。

【予防保全】
機械が問題を起こさないように、点検、修理、部品交換などを計画的に行うのが予防保全です。 部品が故障していなくても一定期間ごとに取り替えを行う時間基準保全、劣化状況に応じて交換する状態基準保全があります。


■タブレットで行う整備点検

以上のような整備点検は、タブレットを使用することでより正確かつ迅速に行うことができます。
整備点検でタブレットを使うメリットについて紹介しましょう。

【資料をタブレットに集約】
工場の整備点検には大量のマニュアルや資料が必要です。
整備点検前後のバージョンの資料をダブルで参照しなければいけない場面もあります。
これまで持ち歩くのが大変だった多量の資料も、タブレットならば1台に集約することもできるでしょう。

【参考資料の拡大も自在】
整備点検は細かい作業も多く、参考資料の細部にまで注視しなければいけません。
紙の資料では判読しにくい細かい部分も、タブレットならば自在に拡大できます。
資料を正しく読みやすくすることで、整備点検作業の万が一のミスを防止します。

【変更を複数の現場で瞬時に共有】
あるラインやグループで整備点検を行ったならば、必ず他の部署でも共有する必要があります。
とかく連絡漏れなどが起きがちですが、タブレットならば管理者がスタッフ全員に変更を一括送信することも可能です。
さらに、管理者はスタッフの閲覧履歴を参照することもできるので、伝達ミスの防止になるでしょう。

【きめ細やかにセキュリティ対策できる】
工場の整備点検に関する資料には、当然、機密事項も数多く含まれています。
資料ごとにどこまでのスタッフが閲覧できるのか、きめ細やかに設定することもできるでしょう。
閲覧権、ダウンロード権などの制限を設けることで、万が一の情報漏洩を防ぎます。

【正確なフィードバック】
整備点検では、しっかりと作業報告を行うことも非常に重要です。
タブレットにはカメラ機能もついているので、整備点検のプロセスや整備後の機械の動作などを映像として即座に送信することもできます。 タブレットがあればより正確かつ迅速に整備点検のフィードバックを行うことができるでしょう。



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【まとめ】
いかがでしたでしょうか。あらゆる製造現場で、日々稼働している機械を整備点検することは極めて重要です。
生産性アップだけではなく、顧客からの信頼を維持するためにも綿密に行う必要があります。
ぜひタブレットを導入して万全の整備点検をしてみてはいかがでしょうか。





またはTEL.03-6804-6395(平日10:00~17:00)


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