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製造業のグローバル化に伴って海外拠点を持つ工場が増えています。 人件費の安い海外に拠点を持つのはコスト削減にも役立ちますが、問題になるのが言葉の壁です。 そのようなときに有効活用したいのがタブレットです。 タブレットによる海外の方とのコミュニケーションの方法について解説します。 |
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■海外拠点の問題点 人件費を安くしたいなどの目的で海外拠点を持つ工場が増えています。 工場を海外展開することはさまざまなメリットがありますが「現場が見えにくい」というデメリットがあるのも忘れてはいけません。 現場で何が起きているか把握しないまま、進捗が滞っていたり、大量の在庫を抱えていたり……というような問題も少なからず起きているのです。 こういった問題を解決するには、現場で何が起きているかを「見える化」して、現場とのコミュニケーションを活性化する必要があります。 現場を「見える化」するためにこれまでは現地視察しかありませんでしたが、経費もかかるため頻繁に行うことはできず、現地工場の日常を知ることはほぼできない状態でした。 ■タブレットによるコミュニケーション しかし、タブレットならばカメラ機能もあるので、1日に何度でも工場内の様子などを動画で送信してもらうこともできます。 作業している様子や機械の動作などを映像でチェックして、問題がないかどうか毎日確認することができるのです。 インターネット回線を利用すればほぼ0円で済むため、電話を利用するよりもはるかに安く済みます。 また、タブレットならば同時通訳サービスを活用することもできます。 現地スタッフ、通訳士を含めて3者で回線を結ぶことにより、同時通訳された現地からの声をダイレクトに受け取ることができます。 もちろん、現地スタッフと英語でメールのやり取りなどをしている人も多いかもしれません。 しかし、母国語というだけではなく、お互いの表情を感じながらのコミュニケーションと比較してその情報量の多さはあまりにも違います。 さらに、タブレットならばリアルタイムで送られてくるデータによって機械に起きている異常を見つけることもできます。 もし、現地スタッフが何も申告してこなかったとしても、生産量を一定時間間隔で監視しているだけで、異常に速やかに気が付くこともあるのです。 単位時間あたりの生産量が一定値を下回ったところで、タブレットから警告音が発信されるように設定しておいてもいでしょう。 管理者もタブレットもつねにタブレットを持ち歩くようにすることもできますし、どこにいても警告音が届くというのも便利です。 結果的に異常の早期発見にもつながりますし、同時通訳サービスを活用して素早く的確に改善のための指示を出すこともできます。 海外の工場で何かしらの問題が起きた際にもスピーディーに対応できるタブレットなのです。 |
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【まとめ】 いかがでしたでしょうか。 すでに海外拠点を持っている工場ならば、現場の管理を的確に行うためにもタブレットを活用することをぜひおすすめします。 また、これから海外進出をしたいと考えている工場ならば、最初からタブレットを導入してみてはいかがでしょうか。 現地とのコミュニケーションツールとして大いに役立つこと間違いなしのタブレットなのです。 |