バッテリーレスタブレットとは?メリットや選び方について解説

バッテリーレスタブレットとは?メリットや選び方について解説


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バッテリーレスタブレットは、バッテリーが搭載されていない、通電型のタブレットです。
バッテリーレスタブレットの購入を検討しているけれど、メリットや選び方がわからないという方も多いのではないのでしょうか?
そこで今回の記事では、バッテリーレスタブレットのメリットと選び方について解説します。

目次

  1. バッテリーレスタブレットとは
  2. バッテリーレスタブレットのメリット
  3. バッテリーレスタブレットはなぜ利用されるようになった?
  4. バッテリーレスタブレットの選び方
  5. まとめ

バッテリーレスタブレットとは
まずは、バッテリーレスタブレットの基本と用途を紹介します。

バッテリーレスタブレットとはどんなもの?
名前の通りバッテリーが搭載されておらず、直接ACアダプターやLANケーブルなどに接続して電源供給を行うタブレットです。
据え置き型として利用されることも多タブレットはいことから、開発されたという背景があります。
バッテリーレスタブレットは、AndroidやWindowsのOS(タブレット全体を制御、管理する最も基本的なソフトウェア)に対応可能です。
使用端末を制御するキオスク端末として利用する場合、Windows10であれば起動と同時に目的のアプリが立ち上がります。

バッテリーレスタブレットの用途
バッテリーレスタブレットはスケジュール機能をつけているものも多く、長時間据え置き型として使用するのに便利です。
たとえば、下記のような用途に使用できます。

● 店舗でのPR映像配信などを行うデジタルサイネージ
● 公共交通機関や施設などで必要な情報が検索できるキオスク端末
● 店舗・飲食店などの会計レジや売上管理を行うPOS端末
● オフィスやホテルなどの来訪者に対する受付端末
● 企業の勤怠管理や会議予約システム
● 工場の生産ラインでの監視・機器の制御
● 物流での在庫管理

このようにバッテリーレスタブレットは、さまざまな用途で活用されています。

バッテリーレスタブレットのメリット

ここでは、バッテリーレスタブレットのメリットを6つ紹介します。

バッテリーによるトラブルリスクなし
バッテリーレスタブレットは、膨張や発熱などによる火事が起こる心配はいりません。

リチウムイオン電池が搭載されているタブレットは、劣化すると「電解質の酸化」によりガスが発生し、バッテリーが膨張するリスクがあります。
そのまま変形するケースもあれば、爆発事故につながるケースもあるなど大変危険です。

据え置きとしてタブレットを利用するなら、バッテリーのトラブルリスクがない安心のバッテリーレスタブレットを導入しましょう。

バッテリーの劣化なしで製品寿命が長い
バッテリーレスタブレットは、バッテリーの劣化がないため製品の寿命が長い傾向にあります。
タブレットを新しく買い替える理由として多いのが、バッテリーの劣化により性能に支障がでてしまうことです。

バッテリーレスタブレットなら、長期保管に必要なメンテナンスの手間や、バッテリーの劣化によりタブレットが使用できなくなるといった心配が不要です。
一般的なタブレットより長く利用できるため、コストパフォーマンスにも優れています。

常時通電で安定した駆動
バッテリーレスタブレットは、固定設置を前提とした電源設計により安定的な駆動が可能です。
リチウムイオンバッテリーに充電する一般的なタブレットは、バッテリーが劣化したり本体充電が少なくなったりすると、動作に悪影響を及ぼします。

ストレスフリーにタブレットを使いたい方には、安定した電気の供給でスムーズな動作ができるバッテリーレスタブレットがおすすめです。

使用可能な温度範囲が広い
バッテリーレスタブレットは、使用可能な温度範囲が広いのがメリットです。
そのため、さまざまな業務環境で、効果を発揮することができます。
ただし、カメラが搭載されているモデルの場合、周囲温度によってはカメラが動作しないこともあるため、注意が必要です。
たとえば、下記の用途に利用できるでしょう。

● 焼肉店などのテーブルトップオーダー端末
● 冷凍ケース付近での利用
● 低温倉庫内での管理用端末

従来のタブレットでは使用が難しかった環境でも、バッテリーレスタブレットなら動作可能です。

バッテリーレスタブレットはなぜ利用されるようになった?
一般的なタブレットを据え置きで使用する場合は、バッテリーの制御が重要です。
長時間放置すると、バッテリーが膨張するなどのトラブルに発展することも考えられるため、十分に注意が必要になります。
バッテリーレスタブレットが開発された背景には、このようなリスクを回避する目的があります。

デジタルサイネージなど、タブレットが固定された状態で使用される場合、ACアダプターをつけたままにすることも珍しくありません。
デジタルサイネージとは、プロジェクターやディスプレイなどのデジタルデバイスを駅や店舗などに設置して、情報コンテンツを発信するシステムです。 場所によっては24時間稼働し続けているところもあり、一般的なタブレットでは、据え置きで使用するとバッテリーを劣化させることにつながります。

バッテリーが電源につなぎっぱなしになっている場合は、少し減った状態になればすぐに充電に入ります。
小刻みに充電が繰り返されてしまうため、バッテリーの劣化や膨張の原因になり、トラブルに発展しかねません。

バッテリーレスで常時通電してタブレットを使う場合は、バッテリーによる障害が発生しない分安全なほか、耐用年数を延ばすことができます。


バッテリーレスタブレットの選び方
バッテリーレスタブレットの選び方を解説します。

画面の大きさ
バッテリーレスタブレットは据え置き型として利用するため、持ち歩く必要がありません。
そのため、画面の大きいものが選ばれやすい傾向にあります。
特に、デジタルサイネージとしてインパクトを出したい場合には、大きい画面が効果的です。
キオスク端末としての視認性や操作性が向上します。

製品によって異なりますが、基本的には「8インチ・10インチ・15インチ」などの大きさのものが販売されています。
また、工場のシステム制御やオフィスの勤怠管理などの目的で使用する場合は、
設置スペースに収まりやすいサイズのタブレットを選ぶことが大切です。
タブレットスタンドも考慮すると、より使いやすさが向上します。

データ容量
データ転送や連携が多いものに関しては、メモリ容量やストレージ容量などを基準に選ぶことが大切です。
近年はタブレットの機能も強化されているため、どれほどのデータやメモリを使うのかなど、購入前に手元にあるデバイスで確認しましょう。

まとめ
バッテリーレスタブレットとは、本体に接続したACアダプターやLANケーブルなどから直接電源を供給して使用するタイプのタブレットです。
バッテリーが劣化する心配がないため、据え置きで使用するデジタルサイネージなどの用途で使用されています。
購入の際には、画面の大きさやデータ容量について比較することが大切です。














またはTEL.03-6804-6395(平日10:00~17:00)




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