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- 与薬管理は、タブレットにおまかせ
多くの病院で入院患者の与薬管理にノートパソコンが利用されてきましたが、最近、タブレットに切り替えるところが増えてきています。
タブレットを利用した与薬管理の方法やメリットについて解説します。 |
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■ノートパソコンによる与薬管理の限界 体温計、血圧計、ノートパソコンなどを載せたカートを押しながらナースが巡回している姿は、どの病院でもよく見られる光景です 。ノートパソコンでは電子カルテを閲覧しながら与薬管理をできて大変便利ではあります。 しかし、ノートパソコンは経年劣化によってバッテリーの駆動時間が短くなるという大きな欠点があります。 導入当初は問題なく稼働していても、何年かするうちに頻繁に充電しなければいけなくなることもめずらしくありません。 そこでおすすめしたいのがタブレットの活用です。 タブレットのバッテリーはノートパソコンのように経年劣化によって著しく駆動時間が短くなるという心配はありません。 また、パソコンよりもリーズナブルなのでコストがかからないという魅力もあります。 首から提げて使用できるので、カートを専有することもなく「より作業をしやすくなった」と、ナースの評判も上々です。 ■ノートパソコンからの切り替えも楽々 もし、現在ノートパソコンによる与薬管理を行っているならばタブレットに切り替えるのはそう面倒なことではありません。 なぜならば、これまでノートパソコンで見慣れていたのとほぼ同じ管理画面をタブレットで表示させることもできるからです。 また、タブレットはプライベートでスマホを使っている人ならば、誰でも簡単に操作できます。 あらためて講習会などを開かなくても直感的に使いこなせるようになるため、コストをかけずに導入を成功させることができるでしょう。 ただ、看護記録のように文字をたくさん打ち込まなくてはいけない時には、どうしてもフリック入力だけでは限界があります。 そのような場合でもBluetoothキーボードを接続するなどして対応できるので問題ないでしょう。 ■病棟巡回に特化したアプリも 与薬管理はもちろん普通のサイズのタブレットで行うこともできますが、7インチサイズならばナースの制服のポケットに入れることもできます。与薬管理などナースが巡回中に使うことの多い画面を優先的に表示させるアプリなどもあり大変便利です。 病棟巡回中の与薬管理は、ナースの交代などをはさむと二重投薬、投薬漏れなどのミスが起きがちです。 しかし、タブレットによる与薬監理を行えばそのような心配もありません。 まず、患者さんのページを開けばその日の注射、検査、与薬のリストが表示されます。 次に三点照合用の画面で患者さんのバーコード、薬剤のバーコードを読み取って照合を行い、もし一致しなかった場合には警告画面が表れるのでミスを未然に防ぎます。与薬後は薬剤名が変化するなどして、実施済であることが一目瞭然です。 |
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【まとめ】 いかがでしたでしょうか。 与薬管理はこれまで通りのノートパソコンのままで問題ないと考えている病院も多いかもしれません。 しかし、以上のようにタブレットに切り替えるメリットはけっして少なくないのです。 タブレットによる与薬管理は人為的ミスを最大限に防止できるともいえます。 ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。 |