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塾でタブレットの導入を検討する時「いったい何に使用するのか」という疑問がまず浮上するのももっともなことです。 しかし特別な使用方法にこだわらなくても「普段の授業にそのまま使える」というのがタブレット最大の強みでもあります。 タブレットによるIT授業にはどのようなメリットがあるのか紹介しましょう。 |
目次今や生活の至るところにIT技術が進出しています。 塾に通う子どもたち自体も、生まれた時から身の回りにコンピューターやタブレットがあるデジタル・ネイティブ世代です。 つまり、生徒たちにとってタブレットは特別なものでも何でもなく、ごく普通に生活空間にあるものといっても過言ではありません。 そのようなデジタル・ネイティブ世代にとっては「勉強だけなぜタブレットを使用しないのか」ということの方が疑問ですらあります。 公教育の現場でさえIT化が進んでいる昨今「塾の授業だけどうして先生が黒板に書いたことをノートに鉛筆で写さなければいけないのだろう?」と、思っている子どもさえいるのです。 普段の授業に当たり前にタブレットを使用することこそ、多くの生徒が望んでいることともいえるでしょう。 ■タブレットを活用したIT授業のメリット 生徒1人につき1台タブレットを与えてIT授業を普段から実施することには、さまざまなメリットがあります。 【板書だけに終わらない】 タブレットには講師が電子黒板に記した内容をそのまま表示し保存することも可能です。 旧来の授業では板書をしただけでなんとなく勉強をしたような気になったものですが、タブレットを使ったIT授業ではそのようなごまかしはききません。 より「自ら考える」時間の長い、充実した学びの時となるでしょう。 【授業内容を検索できる】 授業で疑問に思うことがあれば、生徒はいつでも過去の授業内容を検索することができます。 つまり、自主的に弱点を補強することができるというわけです。 さらに、やる気のある生徒ならば、今後の授業予定にアクセスして予習することもできるでしょう。 【問題演習はゲーム感覚で】 授業の中で問題演習を実施する時、どうしても積極的に取り組む子と怠けてしまう子ができてしまうことに頭を抱えてきた講師の方も少なくないかもしれません。 タブレットがあればそのような悩みを解決するのも夢ではないのです。生徒全員に一斉に問題を発信して、ゲーム感覚で競い合いながら取り組むといった授業もタブレットならば十分可能です。 複数の教室合同で、オンラインゲーム感覚で実施するのも生徒の興味を惹き付けるでしょう。 ゲームを勉強の敵と位置づけるのではなく、勉強の中にゲームを取り入れるなどといった画期的な試みをしている学習塾もすでに数多くあります。 ゲーム感覚の授業ならば自然に生徒のやる気を引き出すこともできます。普段の授業が思わず夢中になってしまうものであれば、より学力を伸ばすことにつながります。 教材内容を検討することももちろん大事ですが、それを「どう提供するか」も非常に重要なのです。 |
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【まとめ】 タブレットを使ったIT授業といっても、子どもたちにとっては特別なものではありません。 むしろ、ようやく学習塾の授業が日常生活に追いついたという風に思う子どもも、少なくはないでしょう。 塾が「20世紀が体験できる場所」のように思われることのないよう、ぜひタブレットを導入してみてはいかがでしょうか。 |