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- 医学教育やスタッフの研修にもタブレットを有効活用!
近年では、医療現場にタブレットを導入し、作業の効率化が進められています。また、患者さんの主体的な治療への参加を実現する動きも広まっているようです。タブレットの導入は、医師や看護師などへの教育や研修に使えるとして、大いに注目を集めています。医療従事者の対応力を高める教育や研修について、タブレットはどのように活用されるのでしょうか。
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■タブレットでより効率的な教育や研修を これまでの医療現場における教育や研修では、紙やスライドなどの資料、模型を使った指導が主でした。これらの指導方法は有効ですが、受講する側にとって実際の臨床例とイメージがつなげにくいこともあります。そのため、十分な知識や技術の習得に至らないケースもあるようです。 また、スタッフを一度に集めて行う教育は、研修の時間が長くなるため、スタッフの人員が削られる場合があります。これらの問題はタブレットを使用して講習を行うことで、解決できるでしょう。 タブレットの視認性によって理解が高まるだけでなく、場所や時間を選ばずに受講できる点は大きな魅力です。 ■患者さんがタブレットでできること 治療における計画や方針、医療費などの詳細については、タブレット上でわかりやすく確認することが可能になります。これにより、現在の経過や今後何をするかについて、患者さん自らが把握しやすくなりました。 また、患者さんのバイタルや食事状況、症状などについて自分自身で入力することができます。情報は電子カルテに反映され、医療従事者と共有することが可能です。このシステムによって、自分で電子カルテが確認できます。 タブレットによって病院食のメニュー選択や、売店からのデリバリーができるようになりました。動画や電子書籍、インターネット利用したサービスが提供できるケースもあります。このようなサービスによって、入院生活における不便を解消することができるでしょう。 ■動画で技術を細かく確認 紙やスライドの資料や模型をもとにした講習では、実際の手技の手順や医療機器の操作についてイメージしにくい場面がありました。そのため、受講者が十分に理解できないままに業務にあたっていたことも少なくないでしょう。 タブレットを用いて講習を行うことで、実際の動画をもとに手元で確認することができるようになります。動画はイメージがつきやすくなるだけではなく、細部まで確認できるため、知識や技術の理解につながります。 特に新人の医師や看護師にとって、経験の未熟さが原因で業務への支障やストレスをきたしてしまうことが多いものです。視認性の高いタブレットを用いて教育や研修を導入することで、こうした不安を取り除く効果も期待できます。 ■業務時間外の講習も可能 スタッフの教育や研修にタブレットを用いる場合は、従業員の理解力向上だけではありません。インターネット配信によって講習の内容をいつでも確認できるようになります。この利点により、一度に多くのスタッフを集めて講習を行う必要がなくなりました。そのため、現場の人員不足を防ぐことにもなります。 また受講するスタッフも、都合がつく時間に講習を受けることが可能になります。スタッフの余裕も生まれ、時間の有効活用にもつながるでしょう。 実際に手技や機器の操作を行う前でも、タブレットを使って確認することができます。より確実に技術を駆使できる点は大きなメリットです。あらかじめ確認して自信をつけることで、より正確に知識を得るチャンスにもなります。 ■業務への理解を深めることで生き生きと働ける スタッフの教育や研修にタブレットを利用すれば、効率のよく知識や技術の習得につながります。時間の有効活用もできるため、多忙な医療現場ではタブレットの導入が有効です。 また、新人スタッフの知識や技術習得に対するストレスも軽減されるため、離職率が低下したという例もあります。今後も、医療現場ではタブレットの活用が広がっていくでしょう。 |