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- 職場で活用する際に気をつけたいタブレットのセキュリティ対策
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最近、タブレットを活用する職場が増えています。 ペーパーレスで情報共有でき、プレゼンテーションにも活用できるタブレットは大変便利なツールといえるでしょう。 しかし、情報漏洩にはこれまで以上に注意しなければなりません。オフィスでタブレットを使う際のセキュリティ対策について解説します。 |
目次タブレットは持ち運びに便利で、いつでもどこでもインターネットに手軽に接続することができます。 それだけに、さまざまなきっかけで情報漏洩するリスクが高いことは覚えておかなければなりません。 【端末を紛失する】 軽くて場所をとらないタブレットは、カバンに入れてどこへでも持ち歩くことができます。 それは便利というだけではなく、電車内、立ち寄り先などあらゆるところで紛失する可能性があるということです。 紛失・盗難をきっかけに社外秘情報が漏れることのないようにしましょう。 【私物のタブレットも危険】 タブレットはリーズナブルなので、従業員が個人で購入したものをオフィスに持ち込んで仕事にも使っているというケースも多々あります。 プライベートで使用している時に感染したウィルスが、やがて会社全体に悪影響を及ぼすということもあるので要注意です。 【クラウド経由での情報漏洩】 タブレットとクラウドを利用して、データの共有を推奨している企業が増えています。 大変便利な反面、少しの設定ミスで社外秘情報を共有・公開してしまうリスクもあるということは忘れてはいけません。 タブレットでクラウドにアクセスすることが日常茶飯事になっている企業もあるかもしれませんが、取り扱いには十分気をつけましょう。 【不正操作による漏洩】 社内システムに保存されているデータは、これまでも悪意を持ったユーザーのハッキングによる情報漏洩の危険がありました。 こちらのセキュリティに関しては、従業員の意識も高いと考えられますが、歴史の浅いタブレットの場合は危険です。 社内システムに誰でも気軽にアクセスできるようになったことで、軽い気持ちで重要データを自分の端末に保存してしまう人があらわれています。 悪意こそなくても、これも盗難や不正アクセスであることに変わりはありません。 ■企業ができる対策 以上のように、タブレットの導入によって企業はさらに情報漏洩リスクにさらされているといっても過言ではありません。 企業ができる対策にはどのようなものがあるのでしょうか。 【情報リテラシーの徹底】 情報漏洩を防ぐには社員1人1人の情報リテラシーを徹底させる必要があります。 私物のタブレットの持ち込みを制限するほか、研修を利用して情報漏洩に対する意識を高めていきましょう。 タブレットには、企業が許可したアプリケーション以外をダウンロードしないように徹底してください。 就業時間にSNSやゲームに興じ、作業効率を高めるために導入したタブレットがかえって仇になってしまうようなことを回避することもできるでしょう。 【IT資産管理ツールの利用】 すでにパソコンをIT資産管理ツールで管理している企業も多いかもしれませんが、最近ではタブレットなどのモバイル端末に対応した製品も登場しています。 そういったツールを活用すれば、企業ネットワークにアクセスしたタブレットを特定し、どのようなアプリケーションがインストールしているのか使用状況を管理することが可能です。 【リモートワイプの利用】 この頃では多くのタブレットにリモートワイプ機能が搭載されています。 リモートワイプとは、管理者や所有者などが遠隔操作によって端末の中のデータを消去できる機能のことです。 管理ツールやサービスを通じてタブレットにデータ消去のコマンドを送信することで、端末内の情報を消去することができるようになっています。 紛失・盗難の際にはリモートワイプを利用して情報漏洩を防ぐことができるでしょう。 ただし、リモートワイプを実行するには、タブレットがネットワークに接続されている必要があります。 サーバーに一定期間アクセスがない場合に自動的にデータを消去する設定にしておけば、より万全な対策となるでしょう。 【情報漏洩対策ソリューションの活用】 企業を情報漏洩リスクから守るためのソリューションを活用するのも一つの方法です。 情報を暗号化して、不正利用を防止します。添付ファイル経由のウィルス、マルウェアなどの脅威から、タブレットを含めた社内の各種デバイスを守ってくれるでしょう。 |
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【まとめ】 いかがでしたでしょうか。タブレットは非常に便利なビジネス・ツールですが、情報漏洩を加速させてしまうリスクがあるという点にも注意しなければいけません。情報漏洩に対しては、タブレットをはじめとするオフィス内のすべての端末に対してはもちろん、サーバー、スタッフにも万全の対策を施すことが必要です。情報漏洩を引き起こしてしまうと、企業の信頼を著しく低下させてしまうことになります。タブレットのメリットを最大限に活かすためにも、情報漏洩への対策はこれまで以上にしっかりと行う必要があるのではないでしょうか。 |
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