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- 業務用ディスプレイ(モニター)とは?家庭用との違いや特徴を解説!
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ディスプレイ(モニター)には、業務用と家庭用があることをご存じでしょうか。一見同じように見えるディスプレイでも、業務用と家庭用では細かな点が異なります。 ここでは、業務用ディスプレイとはどのようなものなのか、家庭用との違いや、業務用ディスプレイを使用するメリットなどについて解説しています。業務用ディスプレイの選び方についても紹介していますので、デジタルサイネージやビジネス使用のモニターをお探しの際に参考にしてみてください。 |
目次業務用ディスプレイ(モニター)とは、文字通りビジネスなどの業務用途に耐えうる機能を持ったディスプレイのことです。 そもそもディスプレイとは、英語のdisplay(表示)を意味する単語です。テレビやデスクトップパソコンなど、映像を表示させる機器として、家庭やオフィスを問わず使用する機会は多いでしょう。 家庭では「テレビを見る時だけ」「パソコンで作業する時だけ」使用するのに対し、業務用ディスプレイ(モニター)は営業時間中ずっと作業に使ったり、コンテンツを表示させ続けたりするような使い方が主流となります。 また、屋外や多くの人が出入りする施設など、一般的な家庭とは異なる環境下で使用するケースも考えられるでしょう。 こうした様々な環境や条件のもとで、高いパフォーマンスや耐久性を備えて使用できるように開発されているのが業務用ディスプレイ(モニター)なのです。 なお、モニターはmonitorという英語で「映像や音声、電波などを監視する装置」という意味を持っています。 表示機能がメインとなる場合はディスプレイ、表示させた内容を長時間視聴(監視)する目的がメインとなる場合はモニターとなりますが、使い方によってはどちらにもあてはまる場合があるでしょう。 ■業務用と家庭用のディスプレイはどう違う? 業務用ディスプレイは業務での使用に耐えられる特長があり、その点で家庭用ディスプレイとはいくつかの点が異なります。業務用ディスプレイと家庭用ディスプレイの主な違いは以下の通りです。 価格 業務用ディスプレイは、家庭用ディスプレイに比べると価格が高めとなっているケースが多いものです。一見するとほとんど違いがわからないにも関わらず、業務用ディスプレイの方が高額であるため、コスト面から業務用ディスプレイを選ぶことを躊躇してしまう場合もあるでしょう。 しかし、業務用ディスプレイが家庭用と比べて高額なのには理由があります。以下に紹介する耐久性や、あらゆる環境に適応できる可用性など備えており、長時間の連続使用などにも対応できる製品となっているのです。 同じ条件で家庭用ディスプレイを使用した場合、すぐに故障や不具合が出て何度も買い替えなければならない場合もあるでしょう。 購入時には本体価格の安さだけでなく、必要な機能が備わっているか、長く使えそうかといった角度でも検討したいものです。 耐久性 家庭用のディスプレイは、自宅で趣味や娯楽として使用することを想定して開発されているため、耐久性の高さはあまり求められないのが一般的です。 一方で、業務用ディスプレイの場合は営業時間中ずっと起動・表示・再生を続けることが前提となるため、 品質の高いパーツや頑丈な設計など、ビジネス用途にできる耐久性を備えています。 飲食店やコンビニエンスストアの場合、ディスプレイを24時間稼働させるケースもあるため、耐久性の高さを重要視するのであれば、業務用ディスプレイを選んだ方が良いでしょう。 低消費電力 長時間使用が前提となる業務用ディスプレイの場合、ランニングコストの低さも確認したいポイントです。家庭用のテレビやパソコンのように、使いたい時だけ使用するスタイルとことなり、長時間のコンテンツ表示で消費する電力についても、業務用ディスプレイでは低消費となるよう配慮されています。 デザイン 家庭用ディスプレイとほぼ変わらないデザインの業務用ディスプレイもありますが、屋外使用やスタンド付き、縦型や横長のアスペクト、パネル式など、用途に応じて様々なデザインや大きさが選べるのも、業務用ディスプレイの特長です。 特に横長型やスタンド付き、屋外使用対応のものを探す場合は、業務用ディスプレイの中から用途に応じた製品を選ぶこととなるでしょう。 このほかにも、遠隔操作やオプションによるカスタマイズ、コントラストや表示位置の調整など、業務用ディスプレイには家庭用でカバーできない機能を備えたものが多いのです。 ■業務用ディスプレイを使用するメリット 業務用ディスプレイを使用するメリットとしては、以下のような点が挙げられます。 デジタルサイネージとしての使用に適している 店頭で動く映像を表示できる電子看板「デジタルサイネージ」として使用するなら、業務用ディスプレイを選んだ方が良いでしょう。 耐久性や省電力、屋外使用や遠隔操作など、業務用ディスプレイはデジタルサイネージとしての使用に耐えうる機能が備わっているものが多く販売されています。 季節やキャンペーンごとに表示させるコンテンツを変えるといった、操作の管理がしやすい仕様のものも多いため、導入もスムーズに進められるでしょう。 サポートやアフターケアが充実している オフィスや小規模な店舗の店内使用などであれば、家庭用ディスプレイでもデジタルサイネージとして使用できる場合もありますが、製品保証がきかないことが多いでしょう。 業務用ディスプレイなら、販売店から購入することで、製品に関するアフターサービスや使用方法に関するアドバイス、サポートなども受けることが可能です。 長い目で見るとコストパフォーマンスが良い 家庭用のディスプレイは本体価格が安価であるため、業務用ディスプレイよりも初期費用は安く抑えることができます。 しかし、長期間の連続使用でも壊れにくく、低消費電力仕様のものであれば、長い目で見た場合にトータルコストを低く抑えられる可能性があります。 このほかにも、特殊な用途や使い方にフィットする製品が探しやすい点や、業務用として使用する際に「あると便利」と感じる機能が搭載されている点なども、メリットとして挙げられるでしょう。 ■業務用ディスプレイの選び方で迷ったら 用途に応じて使い分ける業務用ディスプレイには、様々な種類があります。種類が多過ぎて、どの製品を選べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。 業務用ディスプレイの選び方がわからない場合は、購入前に販売店へ問い合わせて相談に乗ってもらうのも1つの方法です。国内販売店では、用途に応じた製品の提案や各種サポート、アフターサービスに加え、コンテンツ制作に関する相談にも対応してもらえる場合も多く、安心して導入することができます。 |
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■まとめ
業務用ディスプレイは家庭用ディスプレイに比べると価格が高く、一見すると違いがわからないことも多いためコストパフォーマンスが悪いイメージですが、耐久性や可用性は家庭用の比ではありません。 屋外使用や長時間の連続使用、遠隔操作など、業務用途に必要な機能が多く備わっており、ストレスなく導入することが可能です。 自宅で使用する程度の頻度であれば家庭用ディスプレイで問題ない場合もありますが、商用使用するとサポート対象外になるケースもあります。ビジネスやデジタルサイネージとして使用する予定があるなら、サポートの充実した販売店からの業務用ディスプレイ購入をおすすめします。 |