どのような授業にタブレットを取り入れているのか

どのような授業にタブレットを取り入れているのか


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学校教育の現場でタブレットを見かける機会も多くなりました。 これまでにない学習体験を実現するタブレットですが、実際にはどのような授業に取り入れられているのでしょうか?
タブレットを使った学習事例とその教育効果、生徒の反応などについて調べました。

目次

  1. グループディスカッションに最適
  2. クラスの枠組みを超えた交流授業にも
  3. 発表学習にも役立つ
  4. イメージしにくいものを瞬時に視覚化
  5. 語学学習にはタブレット!
■グループディスカッションに最適

これまでのグループディスカッションの授業というと、事前に用意した紙書類を元に話し合いをするというスタイルが大半でした。 しかし、タブレットを使えばディスカッションをよりアクティブにすることもできるでしょう。
たとえば、資料はデータの形で用意して、各自が自分のタブレットで確認するようにします。 コピー、製本などの手間がないので、より資料の中身を充実させることに専念できるともいえそうです。
話し合いの途中で、新たなデータが必要になるというのも、グループディスカッションではよくあることです。 タブレットがあれば、すぐに最新情報にアクセスして追加資料を共有するというのも難しくありません。 グループディスカッションをより充実したものにしてくれるタブレットなのです。



■クラスの枠組みを超えた交流授業にも

従来の授業はどうしてもクラスという枠組みの制約を受けるものでした。 しかし、タブレットがあれば、校内の他クラス、他学年の教室はもちろん、地理的に遠く離れた学校の生徒との合同授業も簡単です。
学年、居住地などの垣根を越えた交流事業にもタブレットは活躍してくれるでしょう。 姉妹校との交流授業、交際親善のための授業などに役立ててみてはいかがでしょうか。


■発表学習にも役立つ

自分で調べたことを皆の前でわかりやすく説明する発表授業でも、タブレットは大いに活躍してくれます。
タブレットとプロジェクターや大画面などを接続すれば、映像や音声なども盛り込みながら発表することもできるでしょう。 文字だけではなくマルチメディアを用いたプレゼンテーション能力を身につけるのにもタブレットはピッタリです。 どのメディアをどのようにして組み合わせれば、よりたくさんの人の心をつかむことができるのか、しっかりと学ぶことができます。


■イメージしにくいものを瞬時に視覚化

たとえば、数学の立体分野などは、頭の中でイメージしただけではなかなか理解できない生徒も少なくありません。 しかし、タブレットならば3Dで立体図形を表示させるのも簡単です。
紙の教科書だけではわかりにくかった問題に直感的にアプローチできるようになるでしょう。


■語学学習にはタブレット!

語学学習はタブレットが最大限にそのメリットを発揮するといっても過言ではありません。 わからない単語は辞書アプリで調べることができますし、発音もすぐにチェックできるでしょう。
英会話の授業も専用の教室に移動する必要もなく、タブレットとイヤホンさえあれば問題なくいつもの教室で実施することができ大変便利です。





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【まとめ】
いかがでしたでしょうか。タブレットを使えば、これまでの授業内容とはまったく違う新たな学びの機会を作るのも夢ではありません。 調査力、プレゼンテーション能力などを磨く機会とすることもできるでしょう。 これからの情報化社会をたくましく生き抜く力を身につけて欲しいと願っている学校は、ぜひ取り入れてみることをおすすめします。





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