ホテルのタブレット導入で発生する費用はどのくらい

ホテルのタブレット導入で発生する費用はどのくらい


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タブレット導入に興味があるものの「費用がどれぐらいかかるかにもよる」というホテルも多いのではないでしょうか。 タブレットを購入するだけではなく、ホテル向けのアプリもインストールしなければいけません。 トータルでどれくらいかかるのか解説しましょう。



目次

  1. 業務用タブレットの価格は1台あたり5~10万円
  2. 家庭用と業務用タブレットの違い
  3. ホテル客室業でタブレットを導入する際のポイント
  4. 業務用タブレット導入時に必要なMDM
  5. タブレットのコストパフォーマンス
  6. まとめ
業務用タブレットの価格は1台あたり5~10万円

家庭用のタブレットであれば、1台あたり1万円前後で販売されていますが、ホテルへタブレットを導入する場合は、業務用のタブレットが必要となります。
業務用タブレットと家庭用の違いについては後ほど解説しますが、業務用タブレットの場合、1台あたりの価格は5~10万円程度が目安となるでしょう。

家庭用と業務用タブレットの違い

家庭用タブレットは、基本的に個人的な使用の範囲を想定して開発されています。そのため、業務用として長時間稼働させたり、様々な人が手にする環境下で使ったりする用途には向いていないものが多いのです。
1台あたりの費用が安価なため、家庭用タブレットを検討したくなるところですが、不具合や故障が頻発する可能性が高まるため、おすすめできません。
モデルによっても異なりますが、家庭用と業務用タブレットでは、主に以下のような点に違いがあります。
・耐久性(CPU、バッテリーなど)
・防塵・防水性
・スペック(メモリー、GMS認証など)
・耐落下
・その他機能性

ホテル客室業でタブレットを導入する際のポイント

日々高度化しているホテル客室サービスに対応できるタブレットは、業務用のものから選ぶようにします。
タブレット本体だけでなく、導入時には各種アクセサリーの有無も検討する必要があるでしょう。
たとえば、スタッフやゲストなど、多くの人が触れることとなるため、画面を保護するフィルムなどが必要です。
簡易に充電できるクレードルや本体を保護するカバーのほか、交換用のバッテリーが必要となる場合もあるでしょう。

業務用タブレット導入時に必要なMDM

業務用タブレットを導入する際には、本体やアクセサリーと併せて、MDMの導入も必要です。
MDMとはMobile Device Management(モバイルデバイスマネージメント)の略で、タブレットなどのモバイル端末を一元的に管理するためのソフトウェアやサービスの総称です。
MDMでカバーできる主な機能には、以下のようなものが挙げられます。
・カメラ、Wi-Fiなどの機能制限
・各種フィルタリング
・ネットワーク設定などの一元管理
・紛失、盗難時のリモートロック、制御機能

なお、上記で挙げた機能については、GMS認証を受けている業務用タブレットであれば、Googleが提供しているアプリやAPIを利用できるため、容易に設定することが可能です。

タブレット導入に必要な機能や費用、アクセサリーなどを挙げていると「タブレット導入はコストパフォーマンスが悪いのでは?」と考えたくなるかもしれません。
業務用タブレットを導入することによって、どの程度のコスト削減がかなうのかについて、以下でさらに詳しく見ていきましょう。

タブレットのコストパフォーマンス

結論からいうと、ホテルへのタブレット導入はコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。その理由について解説します。

人件費を削減できる

インバウンド観光客対応を含む、海外からのゲストへの対応が必須となっているホテル業界では、英語、中国語、韓国語などが得意なスタッフをそれぞれ配置しようとすると、莫大なコストがかかってしまいます。
しかし、タブレットならば多言語による館内案内も可能です。フロントとのやりとりも自動翻訳機能つきチャットで問題なくできるので、特にスタッフを増やす必要もありません。また、タブレットで多言語に対応できることにより、外国人スタッフ採用の可能性も広げられます。

人手不足を解消できる

ホテル業界でネックとなるのは、言葉だけではありません。フロント業務や備品管理に加え、空室やシフトの管理など、パソコンを使った作業も多く、ホスピタリティを維持しながら事務業務、語学、管理清掃まで対応できる一定数の人材をキープすることは難しいものです。タブレットを導入すれば、パソコン操作が苦手なスタッフでも、タッチ式パネルでスマートフォン感覚での操作が可能です。通常業務をマニュアル化すれば、引継ぎ業務も円滑になります。コストだけでなく、人手不足や業務の非効率性を解消するツールとしても、タブレット導入が役立つことでしょう。

お客様サービスを充実できる

ホテルを運営する側にとって導入メリットの大きいタブレットですが、もちろんお客様にとってもメリットがあります。 たとえば、館内レストランや客室からのオーダーにタブレットを利用すれば、フロントへ連絡することなく注文が可能です。また、デジタルクーポンの利用もおすすめです。お客様はこれまでのように紙のクーポンを持って行く必要はなく、客室からクーポンのアイコンをクリックするだけで利用することが可能です。
チェックインやチェックアウトも、タブレットをクリック、タッチで手続きを短縮できれば、待ち時間を短くできるでしょう。ホテルに限らず、接客を伴う業種では、スタッフの業務効率化は、そのままゲストのメリットへと繋がります。
このように、タブレットはお客様のステイもまたよりお得にしてくれます。

このように、タブレット導入によって人件費を削減して業務効率化を実現し、クーポンの印刷費用などを抑えることが可能です。そのほかにも、チェックイン・アウトや注文時の手間を削減して、お客様の満足度を向上させる効果も期待できることがわかります。
初期導入費用が割高に感じたとしても、継続して利用することでコストパフォーマンスは上昇していくと考えられるでしょう。
また、近年ではサブスク的な月額定額制によるタブレット導入サービスも普及してきています。今後のホテル業界にタブレット導入が必須と考えた場合、初期の導入でコストをかけるのが不安な場合は、こうしたサービスの利用を検討するのも1つの方法です。



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■まとめ

中小規模のホテルはもちろん、家族経営の民泊など、ホテル業界では、タブレット導入が加速しています。導入の初期費用を少なくするためには、家庭用タブレットなどで本体価格を抑えるよりも、業務用タブレットを導入した方が、結果として多くのメリットをもたらします。
月額定額制など、業務用タブレットが少ない負担で設置できる方法もあるため、ぜひ導入を検討してみることをおすすめします。

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一般的なタブレットのレンタル/リースでは本体のみの利用となるケースが多いものですが、スグタブでは本体はもちろん、フィルムやジャケット、クレードルなど様々なツールがセットになっています。周辺アイテムを準備することなく「すぐに使える」点が大きな魅力となっています。
バッテリー交換や保守などのアフターサポートも充実しており、最新の業務用タブレットを体験できます。タブレット導入に長年取り組んできたODSのサービスならではの使いやすさもメリットとなっているのです。
少しでもスグタブについて興味をお持ちになったら、ぜひ一度お問い合わせください。ホテルの形式や業務フローなどもご相談いただき、最適な導入方法を一緒に検討させていただきます。






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