介護現場にタブレットを導入することでもたらされる効果とは

介護現場にタブレットを導入することでもたらされる効果とは


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高齢化に伴い、今後ますますの介護業界の活性化が予測されています。そんな介護の現場にこそおすすめしたいのが、タブレットの導入です。低価格化が進んでいるため、ヘルパー1人に1台配布することも十分可能になってきました。介護現場にタブレットを導入するメリットについて解説します。

目次

  1. 介護記録の管理が簡単に!
  2. 写真を使った情報共有が可能
  3. ヘルパー同士の連携を促進
  4. サービス利用者の情報を守る
  5. 家族にも安心を提供
■介護記録の管理が簡単に!

介護サービスのクオリティを保つためにも、介護記録を確実に管理することは大切です。たとえば、ヘルパーの方に、紙の介護記録を週に何回か提出するよう義務付けている事業所も多いかもしれません。まとめて提出される介護記録に、目を通す事業所スタッフの手間も大変です。 しかし、タブレットを活用すれば、ヘルパーが訪問を行ったその日に介護記録を送信でき、事業所に足を運ぶ手間を省くことができます。また、事業所スタッフも逐一情報を確認することができるので、月末に確認作業が立て込むといったこともありません。



■写真を使った情報共有が可能

タブレットならば、撮影した写真を送付することも簡単です。たとえば、サービス利用者の健康状態に不安があるときも、言葉だけでは伝わりにくい場合もあります。しかし、患部の写真を撮影して送信することにより、通院が必要かどうかより早く判断することもできるでしょう。お年寄りの健康管理に大いに役立つタブレットなのです。



■ヘルパー同士の連携を促進

1人のお年寄りを複数のヘルパーで介護するというのもよくあることです。介護の履歴を知るには、事務所に足を運んで介護記録の控えに目を通さなくてはいけないなど、ヘルパーの負担も少なくありません。そのため、前回までの介護状況はあまり考慮せずにサービス提供するヘルパーがいるのも事実です。
しかし、タブレットを使えば、前回までの介護内容をすべてのヘルパーが瞬時に共有できます。食事のメニューをかぶらないようにするなど、細かな点にも配慮した介護サービスを提供できるようになるでしょう。



■サービス利用者の情報を守る

介護サービスを利用している方の個人情報は、決して外部に漏えいさせてはいけないものです。タブレットならば、情報漏えいのリスクをより軽減させることもできます。タブレットの利用時間を事業所、訪問先、ヘルパーの自宅などに制限したり、利用時間を15分位内にしたりと設定することで、ミスからの情報漏えいをガードできるでしょう。
タブレットをどこかに置き忘れたとしても、パスコードでロックをかけておけば、紙の介護記録のように誰かに見られてしまう心配もありません。



■家族にも安心を提供

介護サービス利用者のご家族は、遠方に住んでいる場合もあります。ご家族にもタブレットを配布して、いつでも介護内容をチェックできるサービスを提供している事業所もあります。ヘルパーが予定時間に到着し、希望するサービスを提供していたと知ることができれば、家族も安心です。



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【まとめ】
いかがでしたでしょうか。タブレットは、より充実した介護サービスを提供するのに欠かせない存在といっても過言ではありません。介護される側だけではなく、介護する側の高齢化もこれからいっそう進むことが考えられますが、操作の簡単なタブレットならばスムーズに導入できるのではないでしょうか。











またはTEL.03-6804-6395(平日10:00~17:00)


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