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従来の紙のパンフレットをはさんだバインダーにかわって、タブレットを各客室に設置するホテルが増えています。 タブレットがあればゲストにつねに最新の観光情報を提供できるなど、いろいろと便利です。ホテルでのタブレットの導入事例について紹介します。 |
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■客室タブレットでできること これまでの紙のパンフレットをタブレットに置き換えるだけで、より上質なサービスをゲストに提供できるようになります。 タブレットを導入することでどんなことが実現可能になるのでしょうか。 【クリアな設備案内】 ホテルの館内設備は年を経ればどこか変更が生じるものです。 しかし、紙のパンフレットをすべて取り替えるとなるといくらか予算が必要になってきてしまいます。 切り貼りで訂正することもできますが、あまり見栄えはよくありません。 しかし、タブレットならば情報の書き換えも容易なので、つねに最新情報を発信できます。 【クーポン等の利用を促進】 館内レストランなどの利用を促進するためにバインダーにクーポン券をはさんでも、使わないまま見過ごされるケースも少なくありませんでした。 しかし、タブレットにクーポンのQRコードを表示させてゲストのスマホで読み取って使用するようにすれば、より使いやすく身近なものになります。 【客室コントロールもタブレット1台で】 「照明のスイッチがどこにあるかわからない」「エアコンのリモコンが見当たらない」といった問い合わせをフロントが受けることも多々あります。 しかし、タブレットが1台あれば照明、エアコン、テレビなどすべてをコントロール可能です。直感的な操作で誰でも説明不要で使いこなしやすいのも魅力でしょう。 ■周辺の観光情報も提供できる タブレットで発信できる情報量は紙のパンフレットとは桁違いです。 上に挙げたような館内案内をしっかりと行ったとしても、まだまだたくさんの情報を盛り込むことができます。 たとえば、ガイドブック1冊分の観光情報でも楽々と掲載することが可能なのです。 おすすめ観光スポットも季節ごとに変わるでしょうし、近隣のお店が移り変わってしまうこともあるかもしれません。 そんなときでもタブレットならばまったく問題ないでしょう。 簡単な操作でつねに最新の情報に差し替えることができるのです。 どんな移動手段を考えているゲストにもタブレットならば的確に対応できます。 電車を利用したいゲストには時刻表、路線図などをわかりやすく表示できるでしょう。 また、車での移動を希望しているならば、レンタカーの手配、タクシーの予約などをタブレット経由で行うこともできます。 このような至れり尽くせりの観光案内を日本語、英語、中国語、韓国語はもちろんのこと、多言語で提供できるのもタブレットの大きな魅力といえるでしょう。 2020年東京オリンピック開催に向けてますますインバウンド観光客の増加が見込まれていますが、外国語に堪能なスタッフを十分揃えられるホテルばかりではないかもしれません。 少ないコストで多言語でのサービスを実現できるタブレットをぜひ導入してみてはいかがでしょうか。 |
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【まとめ】 それぞれの客室にタブレットを設置しておけば、館内設備はもちろん周辺の観光情報に関しても詳しい情報を提供することができます。 多言語での情報発信も比較的簡単にできるので、今後、外国人観光客を積極的に迎えたいホテルはいち早く取り入れることをおすすめします |
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