【販売終了】業務用モノラルミキシングアンプ MCA1120

生産完了・販売終了

120Wアンプと多彩な機能を
1Uハーフラックサイズに凝縮


オンキヨー70年のオーディオ技術と耐久性を兼ね備えたモノラルミキシングアンプです。 マイク入力時に便利な機能やBluetoothR無線技術の搭載などの業務用アンプの基本機能に加え 商業施設の業態に合わせて音色が選べる「BGMサウンドモード」などショップのサウンドによるブランディングに貢献する 機能も搭載されています。




 取扱説明書  ブロック図
 製品リーフレット  スペックシート
 ファームウェア  ファームウェア
    アップデートマニュアル
 CAD  フルカスタムEQ
    設定用ファイル
 OI_IRK-44-3取扱説明書  ソフトウェアツール
 ソフトウェアツール使用
    方法コマンドリスト
 リネームマニュアル
 ペアリングモード
    マニュアル
 機能一覧
※各種資料は191030以降のファームウェアに対応しています。
>>以前のファームウエアをお使いの方はこちら
商品管理番号 mca1120
サイズ 215(W)×331(D)×55(H)mm、3.6kg
メーカー希望小売価格 50,000円(税別)
■ショップの雰囲気に合わせて最適な音色を実現する「BGMサウンドモード」
さまざまな商業空間や業態で最適な音色を再生する「BGMサウンドモード」を搭載。“BGM”、“カフェ”、“アパレル”の3モードから選択することで、 それぞれのショップの雰囲気にあった最適なサウンドを実現します。また、バス・トレブル調整機能により細かい音質の調整も可能です。
「BGM」・・・心地よさをテーマに、聴き疲れのない心地よい空間を演出します。
「カフェ」・・・くつろぎをテーマに、落ち着きのある心が安らぐ空間を演出します。
「アパレル」・・・高揚感をテーマに、活気ある空間を演出します。


■高い耐久性と高音質を追求したモノラルミキシングアンプ
オンキヨーが、70年以上にわたり民生用オーディオで培った高音質設計思想に加え、 業務用で不可欠な高耐久性を新たに設計基準に取り入れ長寿命を実現した、 強制空冷方式採用の120Wモノラルアンプです。

■さまざまなスピーカーと本数を接続できるハイ/ローインピーダンス接続対応
ハイインピーダンス接続(100V/70V切替可)とローインピーダンス接続(2Ω/4Ω/8Ω切替可) に対応しています。 設置するロケーションの広さ・目的・業態に合わてスピーカーの種類や本数を柔軟に選択することが可能です。

■豊富な入力端子と便利なマイクミキシング機能を装備
タブレットやミュージックプレーヤーと無線接続が可能なBluetoothR無線技術を採用。前面にUSB給電端子を備えており、 タブレットやミュージックプレーヤーを充電しながら無線でBGM再生が可能です。 さらに前面にステレオミニ端子、背面に入力端子2系統(LINE 2:RCAステレオピン端子/LINE 3:ユーロブロック)を備えており、 CDプレーヤーや有線放送のチューナーなどが接続可能です。 またマイク2系統 (MIC 1/2:ユーロブロック)の入力端子を装備(LINE 3とMIC 2は排他設定)し、 各ソースとマイクのミキシングが可能です。

■マイクダッカー機能
マイクミキシング時に、スピーチやアナウンスに合わせて自動的にBGMの音量を上げ下げする便利な「マイクダッカ―」機能を搭載しています。

■オートレベラー機能
レベルの異なるソースを使用する際にボリュームを一定にする オートレベラー機能を搭載。その都度ボリューム調整をする必要がありません。

■フィールドバックサプレッサー
マイク使用時に、ハウリングを抑制することでお客様に不快感を与えず、快適空間を実現します。


■スピーカーや建材による音のクセを修正できる、カスタムEQモード
PCに専用のソフトウェアツールをダウンロードすれば、232C経由で最大12バンドを自由にコントロールできるEQ(イコライザー)が 使用可能。「思ったよりも高音が出ない」「ある周波数で建材がビリビリ鳴る」「スピーカーの音質に満足できない」など、 現場で発生する音の「困った」に対応可能です。


■拡張性に優れ、さまざまな広さのショップに対応
様々な商業空間に対応するため、設置ロケーションの広さや目的に合わせた拡張が可能です。 商業空間には様々な環境があり、例えば壁や柱などにより音が届かないデッドスペースが発生することも珍しくはありません。 「MCA1120」と「PCA1120」を組み合わせて必要に応じてスピーカーの本数を増やすことで、こういった音のデッドスペースを無くし 快適なBGM再生を実現します。別売のモノラルパワーアンプ「PCA1120」は2台、3台と増設することが可能なので、店舗の増床時にも安心です。


■オートパワー オン/オフ機能
本機に接続済みのタブレットやミュージックプレーヤーで再生操作すれば、本機電源が自動的に入り音楽再生できます。 また、接続機器から2時間以上入力が無い場合、自動的に電源を切ります。
※ タブレットやミュージックプレーヤーによっては一部操作に対応できない場合があります。

■スピーカーの特性に合わせた最適なBGM再生を実現する「スピーカーEQ」機能
様々なメーカーの店舗用スピーカーの特性に合わせてあらかじめプリセットされたHPF(ハイパスフィルター)によりスピーカーのパフォーマンスを最適化する 「スピーカーEQ」機能を搭載。また、HPF(ハイ パスフィルター)搭載によりプリセットされていないスピーカーの調整も可能です。
※スピーカー EQ機能に対応するスピーカーは随時更新する予定です。



■市販のラベルライターのシールが貼れるフロントパネル
設置ロケーションの使い勝手を考え、 市販のラベルライターが剥がれにくい材質のフロントパネルを採用しています。



■PC設定専用ソフトウェアツール
設定に必要な機材
・ Windows 7以降の USBインタフェースをもつ PC
・ USB-RS232C変換ケーブル および RS232C-ミニジャック変換ケーブル
・変換ケーブルに合致したドライバーソフト


■PC 設定専用ソフトウェアツール(PC アプリ)の特長

・これまではインストーラー様にお任せだった通信ソフトウェアを、標準化してご用意
・ISCP コマンド仕様書を分かりやすく全面改定
・各項目を1つずつ設定し、設定完了後に全項目をまとめてファイル保存可能
・ファイル保存した設定を他のアンプにまとめてコピーでき、設定ミスなく、作業効率をアップ
・2 台目以降のアンプにすべて同じ設定を行なう場合、1台あたりの作業時間は最大で約10分から約30秒に短縮
・納品済みのアンプからも設定内容を読み出して、ファイルに保存可能
・ファイルを案件ごとに管理すれば、アンプの追加オーダーや故障時の急な置き換えにも迅速に対応可能



■3つの新機能の詳細

1)Bluetoothマスターモード
 カフェのマスターのタブレットなど、特定の端末だけが接続できるようにするモードです。
 お客様のスマートフォンなど、意図しない端末との接続を防止します。




2)Bluetoothホテルモード
 お客様のお気に入りの曲を BGM にできるホテルなどで、お客様が入れ替わった際には
 本機の過去の接続履歴を消去するモードです。同じお客様が Bluetoothの電波が届く範囲の別の部屋に宿泊されても、
 過去に宿泊した部屋に接続してしまうことを防止します。




3)Bluetoothフレンドリーネーム変更機能
 Bluetoothの接続(ペアリング)時に、お客様の端末に表示される本機の名称[OnkyoMCA1120]を、
 お好きな名称に書き換えることができます。 ホテルなどで本機を複数台設置する場合、
 [ホテル名+部屋番号]などに書き換えていただくと、接続先の区別が容易になります。





【PC 設定専用ソフトウェアツール(PC アプリ)の取得方法】
製品のファームウェアを最新版にアップデートしてお使いください。
ファームウェアおよび設定方法は弊社グループサイト"Onkyo Installation"の製品ページにて無償で公開しています。

■オプション
ラックマウントアクセサリー
IRK-44-3

・1Uサイズに設置できるオプションのラックマウントキット
・1台設置、2台設置いずれにも対応

マイク接続用ユーロブロック変換ケーブル
XCB-PFY020 フォン (アンバランス接続) 用

ユーロブロックに噛合しやすい、1.25mm幅の板状端子、またはY形端子を使用しています。

※ 変換ケーブルは、アンプ本体とは別送になります。予めご了承ください。
※ ユーロブロックは付属していません。アンプ付属のものをご使用ください。

>>マニュアルはこちら

■寸法図・スペック
                                                                             
型番     MCA1120
定格出力 120W×1(4Ω負荷、2Ω負荷、70/100V)、60W×1(8Ω負荷)
全高調波歪率 0.5%以下(Lo-Z)、1.0%以下(Hi-Z)
周波数特性 20Hz~20kHz(+0dB、-6dB)
入力端子 LINE1:Bluetooth、またはステレオミニ(フロント)
LINE2:RCAピン(ステレオ、リア)
LINE3:ユーロブロック(ステレオ、リア)※MIC2と排他設定
MIC1:ユーロブロック(リア)
MIC2:ユーロブロック(リア)※LINE3と排他設定
出力端子 PRE OUT(リア:RCAピン、モノラル)
入力インピーダンス LINE1:43kΩ、LINE2:14kΩ、MIC:2kΩ
入力感度 LINE1:-14dBV、LINE2:-10dBV、MIC:-50dBV
Bluetooth通信距離 最大約10m
USB端子 電源供給用(フロント、5V/2.1A)
使用温度範囲 0℃~+40℃
電源 AC100V(50Hz/60Hz)
消費電力 215W(定格出力)、10W(アイドリング)、0.4W(スタンバイ)     
外形寸法・質量 215(W)×319(D)×55(H)mm(底足含む)・3.6kg
付属品 ユーロブロック端子 5pin×3個、電源コード




一般ユーザーでも購入できますか。

本機は業務用機器のため、施工技術を持つ専門業者様のみ購入が可能です。





ラックマウント用の金具はありますか。

本機専用のラックマウント用アクセサリーIRK-44-3(希望小売希望小売価格6,000円)をお求めください。1台置き(片側空き)/2台置き(ハーフサイズ横並び置き)の双方に対応しております。





アンプの冷却方式は何ですか。

ファン式強制空冷です。 そのため、吸排気の経路をふさがないように設置してください。





スピーカーは2Ωまで対応可能とのことですが、どういう意味ですか。

スピーカーの合成インピーダンスが2Ωまで対応できるという意味になります。例えばローインピーダンスの8Ωスピーカーなら4台、6Ωなら3台、4Ωなら2台まで接続することができます。





マイクダッカ―機能とマイク使用時ミュート機能の違いは何ですか。

マイクダッカ―機能は、マイクからの入力信号があった時に自動で他の入力(BGM)が20dB下がり、 マイク入力がなくなれば自動で音量が戻ります。 (MIC1, MIC2の双方で使用できる機能です。) 本機を店舗のBGM用途でお使いの場合は、マイクダッカ―機能をご利用いただくのが便利です。 マイクミュートは、特殊なマイクに備わっているメイク接点回路を接続いただくことにより 手動で他の入力をミュート(完全消音)できます。 詳しくは下記のQ&Aをご参照ください。





トークスイッチ付きマイクの場合、BGMがミュート(完全消音)できるのですか。

通常のマイクON/OFF機能用のトークスイッチ付きマイクではミュート機能は使えません。放送設備で多く使われるトークスイッチ連動リモート端子(無電圧メイク接点)の配線を別に持つマイクにてご使用いただけます。マイクメーカーにより当機能の名称は異なりますので、詳細はマイクメーカーにお尋ねください。この機能はMIC1入力にのみ有効です。 オフィスでの呼び出しなどにご利用の際はこちらの機能が便利です





普通の手持ち式マイク(トークスイッチ等がないもの)は使えますか。

使えます。ただしマイク本体にON/OFFスイッチが付いているものをおすすめします。マイクダッカ―機能を使用する場合、通常時はノイズを拾わないようにマイクの本体スイッチをOFFにしておくことをおすすめします。





Bluetoothは対応端末を何台同時に接続できますか。

本機とBluetooth接続して音楽再生できるのは1端末(1台)です。同時に複数の端末の接続はできません。ただし、過去にペアリングした機器は8台までメモリーされていますので、2度目以降の接続は簡単です。9台目以降をペアリングした場合、一番最後に使用した履歴の古い順にメモリーが消去されます。





USB端子がありますが、USBメモリー内の音楽再生はできますか。

本機のUSB端子は給電専用(5V/2.1A)です。 音楽再生はできません。





USB給電端子でノートPC等の給電もできますか。

給電能力は5V/2.1Aまでで、一般的なタブレットやポータブルプレーヤーへの給電が可能です。USB3.1対応のノートPCなどの給電にはご利用いただけません。





ステレオ再生はできますか。

ステレオ再生はできません。 本機はモノラル再生専用として開発されています。





スピーカーEQとはどんな機能ですか。

業務用市場にて定番になっている各種スピーカーの特性に対し、最適化したHPFをプリセットでご用意している機能がスピーカーEQです。 対応機種は随時更新、追加していく予定です。簡易リストは本機のリーフレットに記載がありますが、詳しくは弊社担当営業までお問合せください。それ以外のスピーカーには通常のHPF設定がありますので、どのようなスピーカーでも音が破たんすることなく安心してお使いいただけます。





BGMサウンドモードとはどのような機能ですか。

一般的なBGM用(BGMモード)、くつろぎの空間用(カフェモード)、気分を高揚させたい空間用(アパレルモード)、OFFの4種類があります。音響心理学と弊社の音響技術のノウハウにもとづき、各空間に最適な音作りをしています。





200V系のエアコン電源は使えますか。

日本国内での使用に関しては、一般的な100V電源でのみ安全性/音質検証を行なっております。何らかの問題が発生しても保証の対象外となりますので、必ず100Vにてご使用ください。





Remote Vol 機能の使い方を教えてください。

本体から離れたところからでもボリュームコントロールをできるようにする機能です。外付けの可変抵抗式(10kΩタイプ)のボリュームコントローラーを接続してください。本体と外部コントローラーでの制御は、それぞれ排他ではなく連動する仕様です。





RS232端子の使い方を教えてください。

タッチパネル等でワイヤレスコントロールができるコマンドを、PCから本機へ転送するための専用端子です。PC側のRS232からステレオミニプラグ(3極、3.5mm)への変換ケーブルにて接続します。詳しくはUARTによるコントロールシステムが構築可能なシステムインテグレーター様にお問合せください。システムインテグレーター様にはコマンド情報をご提供しますので、直接当社にお問合せください。





IR端子の使い方を教えてください。

通常のリモコン(赤外線タイプ)で操作できるようにする機能です。外付けのリモコン受光器(IRエミッタ―)をモノラルミニプラグ(2極、3.5mm)にて接続します。リモコン受光器への電源供給機能はありませんので、受光器に合わせて別途ご用意ください。本機のリモコン信号に関する情報は、直接当社にお問合せください。なお本機の本体にはリモコン受光器は装備しておりませんので、リモコンも付属していません。RS232によるUART制御との併用はできません。(UART優先になります)